水晶と、幻影水晶(2)
水晶と人、石と人は対等の関係、水晶、石は友だち、パートナーになれるものです、 鉱物、宝石(ジュエリー)に関わらず、その光を纏う方は多いものです。 歴史にも、古来より、人は石に魅せられ、石を採掘し、磨き続けてきたとあります、 また、それは装飾品のみならず、化粧品や薬、顔料にまで加工され使われました。
石は、人の文化歴史の中で、大きな役目を担ってきました、道具としても、 また、権威の証としても・・、遺跡などに見られるとおり、重要な建造物も石造りです。 話を元に戻しましょう、さて、幻影水晶というものをご存知でしょうか? 山入り水晶、ファントムクリスタルとも呼ばれるものです。
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ガーデン水晶、苔入り水晶
これは透明な水晶の内部に、何層かの水晶の成長痕がみられるもの、 まるで入れ子細工のように、粉雪のような白い層や、薄緑色の層のものもあります。 私のところにもありますが、とても美しく、経験値を持つ、賢い一石だと想います、 ちなみに、何故ファントムが出来るのかは、まだ解明されてはいないのだそうです。
また、ガーデンクオーツ、ガーデン水晶、と呼ばれるタイプの水晶は、その言葉通り、 水晶の中に景色が拡がり、まるで世界を閉じ込めたようにも見えるものです。 他種の鉱物が水晶のの内側に内包物として存在することで、景色を創りだしているのです、 緑色のものなど、苔入り水晶とも呼ばれており、その景色は全て異なります。
ガーデンファントムと呼ばれる水晶もあります、これは上記の2つの性質をもつもので、 まるで粉雪の層の向こう側に、庭が広がったようにも見えるものもあります。 これは見る人の側の、イマジネーションにもよるのでしょうが、水晶に封じ込められた、 他の鉱物が描く世界は、小宇宙のようにも想えるものでしょう。
幻影水晶の中の宇宙
それから、内部に割れ(クラック)をもつ水晶、染み(インクルージョン)のある水晶、 これらも独特の美しさと、高い順応性をもつ、賢い石と言えるでしょう。 透明な水晶も美しいけれど、内包物やファントムをもつ水晶は、虹を見せてもくれます、 これらの水晶も、個性的で磨きのかかった、知恵者と呼べるのかも知れません。
幻影水晶を眺めると、自分がどこか異空間に立ってるような、不思議な気持ちになります、 その内側に拡がる世界は、もう一つの宇宙そのものなのです。 好みの分かれるところでしょうが、水晶のより奥深い味わいを望まれるという方には、 幻影水晶、ガーデン水晶も、よいパートナーになれるのではないでしょうか。
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